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リレーの基礎知識 (その6)
<接点について> 次は接点について説明しましょう。今までの説明で何度か出てきているとおり、回路の切り替えをするスイッチの部分が接点です。図の中にも既にa接点やb接点と書いてきましたが、改めて説明をします。接点には大きく分けて次の3種類があります。また、接点の数(極数の数)でも種類意が分かれます。 1. a接点(常開接点) 「メーク接点」や「ノーマルオープン」とも呼ばれています。通常は開いていて(OFF)、電気信号があると閉じる(ON)接点です。必要なときにスイッチを入れるタイプの接点で、家電製品などにも良く使われています。 2. b接点(常閉接点) 「ブレイク接点」や「ノーマルクローズ」とも呼ばれています。a接点とは逆に、通常は閉じていて(ON)電気信号があると開く(OFF)接点です。a接点に比べて比較的用途は少ない接点です。 3. c接点 トランスファ接点とも呼びます。a接点とb接点を複合した接点です。回路の切り替えを行なうリレーです。例えばオーディオの切り替え(CDとチューナーなど)に使われます。 |
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