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リレーの基礎知識 (その1)
リレーとは継電器のことで、ある回路の電流の断続に伴って別の回路の接点を開閉する装置のことです。わかりやすく言いますと回路の切り替えを行なう部品です。 例えば、テレビの電源を押すとテレビがつきます。この時にリレーがOFF回路からON回路に切り替える仕事をしています。他にもアイロンの温度調整などの制御にも利用されています。設定した温度に達するとセンサーが検知し、リレーが回路を切り替え温度の上昇を止めるのです。この様に、私たちの暮らしの中にも目には見えませんが、たくさんのリレーが使われているのです。 それでは簡単にリレーについて説明をしましょう。 リレーは大きく分けて二つの部分に分けられます。電流を磁力に変える電磁石(コイル)と回路の切り替えを行なうスイッチの部分です。昔、学校で習ったように、鉄心に鉄線を巻き電流を流すと磁石と同じ効果が生じます。これを電磁石といいます。この電磁石に電流が流れると磁力が発生し、鉄をひきつけます。電気信号を動力に変えるのです。この時に動くのがスイッチの部分です。 簡単な回路図を書くと次のようになります。 |
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